委員長あいさつ

北海道支部女性内視鏡医の会は,日本消化器内視鏡学会の女性内視鏡医キャリア支援委員会のもと,北海道支部での活動組織として2022年に発足しました。北海道支部には178名の女性会員が登録されておりますが,指導医や評議員の資格をお持ちの先生は他支部に比較すると少ない状況です。また、女性特有のライフイベントをどのように乗り越えキャリアを継続するのか、身近なロールモデルがおらずイメージできないという声も聞かれます。多様なロールモデルを共有することは消化器内科や内視鏡医を目指す学生、研修医、若い先生がたの参考になるのではないかと思います。
委員会としましては、北海道支部女性内視鏡医の就労継続とキャリアの支援を目指し、共有できる情報をこのホームページで提供していきたいと思います。
本会の活動に関するご意見も頂戴できますと幸いです。

北海道支部女性内視鏡医の会 委員長
北海道大学病院 光学医療診療部 准教授 小野尚子

構成員

北海道大学病院 光学医療診療部 准教授/部長

小野 尚子(おの しょうこ)

出身地 北海道
出身大学 弘前大学(1997年卒)
専門分野 消化管内視鏡、胃

「Well-being」とは,病気ではないとか,弱っていないということではなく,肉体的にも,精神的にも,そして社会的にも,すべてが満たされた状態にあること(WHO憲章より).北海道支部会員の皆様が 「Well-being」であることを目指して北海道支部女性内視鏡医の会は活動していきます.

市立室蘭総合病院 消化器内科 医長

大和田 紗恵(おおわだ さえ)

出身地 北海道
出身大学 札幌医科大学(2015年卒)
専門分野 消化器疾患全般

消化器内科医として地方の総合病院や大学病院での研修、2020年には静岡がんセンターへの短期留学を経て、令和4年より現在の市立室蘭総合病院に勤務しております。日常診療では特に女性の患者様から「女医さんで良かった」と言っていただける場面が多く、女性医師の需要の大きさを実感しています。日々研鑽を積み、患者様に満足していただけるような丁寧な診療を心がけています。

旭川医科大学 消化器疾患病態学講座 特任助教

坂谷 慧(さかたに あき)

出身地 北海道
出身大学 旭川医科大学(2009年卒)
専門分野 消化管

医師は、医師免許を取得してからが長い道のりであり、その中で自分だけではなく自分の家族にも様々なライフイベントが起こります。内視鏡医と一言でいってもその働き方には選択肢がたくさんありますので、年齢や性別に関係なく、皆さんが自由に自分の希望する働き方や将来の目標をその都度選択していけるようなキャリアサポート活動をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

北海道対がん協会 札幌がん検診センター 内科部長

津田 桃子(つだ ももこ)

出身地 北海道札幌市
出身大学 秋田大学(2006年卒)
専門分野 消化管内視鏡、便秘診療

津田桃子と申します。消化管内視鏡と便秘診療を専門にしております。3人の子供を育てながら、周囲のサポートもあり大学院卒業、内視鏡指導医を取得しました。女性、男性に限らず、働き方改革という世の中の流れの中で、皆様がいきいきと働けるような環境になればいいな、と思っております。そのために私にできることは何でもやります!微力ながら貢献できれば幸いです。

小樽掖済会病院 消化器内科

富田 夏未(とみた なつみ)

出身地 北海道
出身大学 札幌医科大学
専門分野 消化器内視鏡

地方の中核病院で医師9年目まで常勤として働き、長女妊娠中の切迫流産を機に一旦休職。3年のブランクを経て非常勤として働かせて頂いています。2人の子供は4歳と3歳になりましたが、まだ日々の生活を回すのでやっとで今後の働き方についての明確なビジョンが持てません。活動を通じて色々な先生のお話を伺い、その情報を色々なライフイベントの只中にいる先生方と共有できればと思っております。よろしくお願い申し上げます。

北海道大学病院 光学医療診療部 医員

中島 紗慧(なかじま さえ)

出身地 北海道札幌市
出身大学 北海道大学(2015年卒)
専門分野 消化管内視鏡

はじめまして、中島紗慧と申します。現在、北大大学院2年目として臨床と研究を行いながら、6歳・1歳の息子と、今年6月に誕生した三男の母として、毎日ドタバタと慌ただしくも充実した生活を送っています。家族や友人、職場の方々にたくさん支えて貰いながら、医師として母として少しずつですが成長させて頂き、感謝感謝の毎日です。

製鉄記念室蘭病院 消化器内科

山田 充子(やまだ みちこ)

出身地 北海道長万部町
出身大学 北里大学(2006年卒)
専門分野 消化管内視鏡、胃・大腸

はじめまして。製鉄記念室蘭病院の山田充子です。現在3人の子供がおりまして、これまで産休・育休などを取得しながら仕事をしてきました。今は検診を含むスクリーニング検査、フォローアップなどの内視鏡検査を施行しております。
女医さんの場合、ブランク期間が長くて復帰をためらっているような場合もあるかと思いますが、内視鏡の基本操作方法や苦痛の少ない大腸の挿入方法などを丁寧に指導いたしますので、お気軽にご相談ください。